!昭和の時代に六代目笑福亭松鶴師等と共に、一度は衰退し絶滅寸前であった上方落語の復興に尽力し、その後その功績が認められ人間国宝となった正に上方落語の頂点、三代目桂米朝。人間国宝の名演をたっぷりと。
「桂米朝上方落語大全集」と題し各地での公演で収録した上方落語100演目をファン待望の初CD化の「第四期」。1973年3月~1978年3月の5年間にわたり、アナログレコードで発売され現在では廃盤となっている、昭和の時代の米朝の勢いに乗った名演ばかりを集めた大全集。【収録内容】 ■CD10枚組 / 全25席収録
■別冊解説・速記本付 / ボックスケース入り
<収録内容>
31. らくだ(1977・7・17/大阪サンケイホール)
持参金(1973・1・22/京都会館) (約68分)
32. 崇徳院(1972・10・9/大阪朝日生命ホール)
看板の一(1975・6・28/姫路市文化センター)
狸の化寺(1974・4・21/京都府立文化芸術会館)) (約73分)
33. 高津の富(1975・1・3/大阪サンケイホール)
田楽喰い(1977・4・21/大阪厚生年金会館)
除夜の雪(1976・11・16/大阪朝日生命ホール) (約74分)
34. 池田の猪買い(1975・1・3/大阪サンケイホール)
馬の田楽(1974・10・9/大阪朝日生命ホール)
べかこ(1972・10・9/大阪朝日生命ホール) (約72分)
35. 天狗さばき*(1972・4・23/京都府立文化芸術会館)
近江八景(1973・9・4/大阪厚生年金会館)
牛の丸薬(1973・4・9/東京第一生命ホール) (約71分)
36. しまつの極意(1975・2・15/京都府立文化芸術会館)
坊主茶屋(1975・4・20/京都府立文化芸術会館)
桃太郎(1974・5・22/和歌山県民文化会館) (約73分)
37. 質屋蔵(1973・3・5/大阪厚生年金会館)
鉄砲勇助(1977・1・3/大阪サンケイホール) (約65分)
38. 千両みかん(1972・9・19/京都会館)
風の神送り(1974・4・21/京都府立文化芸術会館) (約64分)
39. 菊江佛壇(1974・8・27/大阪厚生年金会館)
くやみ(1974・7・29/高知農協会館ホール) (約71分)
40. こぶ弁慶(1972・12・18/大阪厚生年金会館)
子ほめ(1974・1・29/京都会館) (約67分)
■桂米朝プロフィール
大正14年 11月6日生まれ
昭和22年 四代目桂米團治に入門
昭和32年 「上方落語協会」を発足
昭和38年 第18回文化庁芸術祭文部大臣奨励賞を受賞
昭和42年 「地獄八景亡者戯」で大阪民劇場奨励賞を受賞
昭和44年 第24回文化庁芸術祭優秀賞受賞
昭和53年 大阪芸術賞受賞
昭和55年 芸術選奨文部大臣賞受賞
昭和57年 第10回日本放送演芸大賞功労賞を受賞
昭和62年4月29日 紫綬褒章受章
平成8年4月19日 重要無形文化財保持者(人間国宝)に設定
平成27年3月19日 永眠【販売元】 ユニバーサルミュージック